猫背の真の原因は、背中ではなく「骨盤」にあります

猫背や悪い姿勢というと、背中や肩の丸まりに意識が向きがちですが、その根源的な原因は、体の土台である「骨盤の歪み」にあることがほとんどです。骨盤が後方に傾く(後傾する)と、バランスを取るために背骨全体が連鎖的に丸くなり、それが頑固な猫背として固定されてしまいます。

マッサージやストレッチで背中の筋肉を揉みほぐしても、土台である骨盤の歪みが残っている限り、姿勢はすぐに元の悪い状態に戻ってしまいます。猫背を根本的に「治す方法」は、まず骨盤を正しい位置に戻し、その上で丸くなった背中をストレッチで解放することです。

梅島の整骨院、梅島駅前鍼灸整骨院は、骨盤を姿勢の土台と捉え、歪みの根本原因を解消する矯正を行います。本記事では、骨盤の歪みが猫背を引き起こすメカニズムと、硬くなった背中を解放し、正しい姿勢を取り戻すための効果的なストレッチを解説します。

 

 1. 骨盤の歪みが「猫背」を引き起こすメカニズム

骨盤と背骨は、S字カーブを描きながら連動しており、骨盤の姿勢が背骨全体に影響を与えます。特にデスクワークや長時間の座り姿勢が続く現代人には、以下の歪みが多く見られます。

骨盤後傾と背骨の丸まり(Cカーブ)
深く椅子に座ったり、お尻を前に滑らせて座る癖があると、骨盤が後ろに倒れます(骨盤後傾)。これにより、その上に乗っている背骨全体が、正常なS字カーブを失って大きく丸まったC字カーブとなり、これが「猫背」として定着します。
深層筋の機能停止と代償
骨盤が歪むと、姿勢を維持するために働く腹筋群や背骨周りの深層筋(インナーマッスル)が正しく機能しなくなります。その結果、背中の表面の筋肉(アウターマッスル)が過度に緊張して体を支えようとし、肩こりや背中の痛みを伴う頑固な猫背へと発展します。
胸郭の固着と呼吸の浅さ
猫背になると、胸郭(ろっ骨)が圧迫され、動きが制限されます。これにより呼吸が浅くなり、自律神経の乱れや、酸素不足による疲労感を引き起こすなど、全身の不調を招きます。

猫背を治すためには、骨盤を前にも後ろにも倒れにくい「ニュートラルな位置」に戻し、丸まって固着した背中の筋肉と関節をストレッチで解放することが必要です。

 

 2. 専門家が教える!猫背を治すための「姿勢矯正ストレッチ」

ここでは、骨盤の歪みを緩め、猫背の原因となる背中の硬さを解放するための効果的なストレッチをご紹介します。

【背中と体側の解放】サイドベンド(体側伸ばし)ストレッチ

ターゲット:猫背で硬くなりやすい、背中から体側にかけての広範囲の筋肉。

1. 椅子に浅く座るか、床に座って両足を組みます。
2. 右腕を天井に伸ばし、息を吐きながら、左側へゆっくりと体を倒します。
3. 骨盤は動かさず、背骨が弓なりに伸びるのを感じます。右の脇の下から腰にかけて伸びていることを意識します。
4. この姿勢を深呼吸しながら20秒キープします。左右同様に行います。

【丸まった背中の解放】胸椎(きょうつい)伸展ストレッチ

ターゲット:猫背で最も丸くなり、固着しやすい背中上部の背骨(胸椎)。

1. 四つん這いになり、両手を前に伸ばし、頭を下げて背中を丸めます。
2. そのまま、顔を上げ、両手のひらで床を押し、お尻を少し後ろに引くようにしながら、背中の上部を反らせる意識を持ちます。
3. 背中が伸びたところで深呼吸をしながら10秒キープします。この動作を繰り返すことで、丸まり癖を解消します。

【骨盤後傾の修正】もも裏(ハムストリングス)のストレッチ

ターゲット:骨盤後傾と猫背の原因となる、硬く縮んだ太ももの裏の筋肉。

1. 床に座り、片足を前に伸ばし、もう一方の足は軽く曲げます。
2. 背筋を伸ばし、股関節から体を前に倒します。手は、伸ばした足の膝の上あたりに軽く添えます。
3. 腰が丸まらないように注意し、太ももの裏側が伸びているのを感じたら、30秒間キープします。左右同様に行います。

 

 3. 猫背を根本から「治す」ための骨盤・姿勢習慣

ストレッチ効果を持続させ、正しい姿勢を定着させるための日常習慣です。

 ① 座る時の「坐骨で座る」意識

椅子に座る際は、お尻の下にある二つの硬い骨(坐骨)を座面に突き立てるように意識し、骨盤を垂直に立てます。これにより、骨盤の後傾を防ぎ、背骨が自然なS字カーブを取り戻しやすくなります。

 ② 「呼吸」で肋骨の動きを意識する

猫背になると固まりやすい肋骨と胸郭の動きを意識しましょう。息を吸う時に、胸郭全体が前、横、後ろに広がるように意識する深い胸式呼吸を習慣にすることで、背中の緊張が緩み、猫背の改善に繋がります。

 ③ 立ち上がる時の「リセット」を習慣化

長時間同じ姿勢が続くと、筋肉や筋膜がその形に固まってしまいます。デスクワークの休憩時など、立ち上がる前に「背伸び」をして背骨全体を反らせ、丸まった背中をリセットする習慣をつけましょう。

 

 4. セルフケアで限界を感じたら:専門家への相談のタイミング

セルフケアを続けても、以下のような症状が改善しない場合は、背骨の構造的な歪みが定着している可能性が高く、専門的な骨盤矯正が必要です。

* 自分で姿勢を正そうとしても、すぐに体が丸まってしまう。
* 長年の猫背が原因で、背中に痛みを伴う「トリガーポイント」が複数存在する。
* 背中の丸まりに加え、巻き肩やストレートネックなど、他の歪みも併発している。

梅島の整骨院、梅島駅前鍼灸整骨院は、まず骨盤を矯正し、背骨の土台を整えます。その上で、丸まり癖が定着した胸椎の関節を専門的な手技で動かし、正しいS字カーブを取り戻す治療を行います。鍼灸治療を併用することで、深部の硬い筋肉を緩め、正しい姿勢を楽に維持できる体づくりをサポートいたします。

 

 まとめ

猫背を根本的に治すためには、背中だけでなく、その土台である「骨盤矯正」と、硬くなった背中を解放する「ストレッチ」を組み合わせることが不可欠です。

本記事でご紹介した「胸椎伸展ストレッチ」や「もも裏のストレッチ」を実践し、「坐骨で座る」習慣を見直すことで、美しい姿勢を取り戻しましょう。

長年の猫背や姿勢の歪みにお悩みの方は、ぜひ私たち専門家にご相談ください。

 

 よくある質問(Q&A)

当院をご利用いただくにあたって、患者様からよくいただくご質問とその回答をまとめました。

Q. どのくらいの頻度で通院すれば良いですか?

A. 通院の目安は、症状の程度や期間によって異なります。初期の強い症状がある場合は、集中的に改善を図るため週に2〜3回の通院を推奨しております。症状が緩和してきたら、体の状態に合わせて週に1〜2回へと頻度を減らしていきます。最終的には、セルフケアで良好な状態を維持できるようサポートいたします。

Q. 1回あたりの施術時間はどのくらいですか?

A. 初回は、丁寧なカウンセリングと検査、施術計画のご説明を行うため、約60分のお時間をいただいております。2回目以降は、症状に合わせて必要な施術を集中して行うため、30分前後が目安となります。

Q. 施術は担当制ですか?指名はできますか?

A. 基本的には担当制ではございませんが、患者様の状態を把握できるようスタッフ間で情報共有を徹底しております。もし、特定の施術者の施術をご希望される場合は、指名も可能です。指名料などの追加料金は一切いただいておりませんので、お気軽にお申し付けください。

Q. 健康保険は使えますか?

A. 外傷性(急性の捻挫、挫傷、打撲など原因がはっきりしているもの)と判断した場合は、健康保険のご利用が可能です。保険適用となるかどうかの判断は、国家資格を持つ柔道整復師が専門的な観点からしっかりと評価させていただきます。ご不明な点があれば、ご来院時にお気軽にご相談ください。

【駅徒歩30秒】梅島駅前鍼灸整骨院|地域の健康を支える整骨院
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